蔵見学「大沼酒造店」

4月21日は蔵見学で、村田町の「大沼酒造店」さんへ。happy01

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今回は酒友・さぶちゃんの伝手で、お世話になりました。
ありがとう、さぶちゃん。shine

蔵を案内してくださったのは、久我健さん。
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2006年から蔵に入られた久我さんも、
今ではすっかり蔵の顔という感じですねnote
最初に地震の被害のことを中心にお話を伺いました。

見せていただいた、被害の状況の写真。
被害の大きさや、その後の修繕状況など
話には聞いていましたが…凄まじかったです。。。
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 ↑
右下に上槽の機械が倒れている写真がありますよね。

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上槽の機械を支えているこのボルトが折れたそうです!wobbly
どんなすごい力が加わったのか。。。coldsweats02

蔵の改修で造りに入る時期は例年より約1カ月半後ろ倒しになり、
23BYの造りをスタートしたのが2011年の11月下旬。
伺った21日の2日前に「甑(こしき)倒し」が終わったところでした。confident

特に仕込み蔵の損壊状況が激しくて
大工さんからは建て直した方が早いと言われたそうですが、
蔵の町・村田でずっと酒造りをやってきた蔵として、
思い入れのある柱、梁を残して直すことを選択したそうです。think
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仕込み蔵に残されている、立派な梁shine
歴史の重みを感じます。。。

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今期の役目を終えた釜場。おつかれさま。

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そして、こちらが新しい麹室(こうじむろ)flair
麹室を新しくすると、蔵元さんでいちばん心配するのが
新しい木材の香りが麹に移り、それが酒の香りに影響すること。
(※以前に県外の蔵元さんのお酒でその香りを感じたことがあります。
当時は知らなかったので、それはそれで、おいしい~heart04とその時に思ったんですが
蔵元さんからすれば、意図したのと別の香りがするのは本意じゃないでしょうね)。

大沼酒造店さんでは、3年枯らした杉板を探してもらい、
浸透性の柿渋を塗りさらに数週間枯らす、といった苦労をして
この問題を解決したそうです。
たいへんなんですねえ…。bearing

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前回(2009年)に来たときと、いちばん変わったのが
この仕込み蔵槽場(ふなば)です。

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新しい槽場は冷房完備で5℃まで下がるようにできるそう。
床もコンクリートを打ちなおしたそうです。

ちなみに、下が2009年の2月に伺ったときの槽場。
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床が写っていませんが、
向こう側の壁が、この時は窓になってますね。

そして仕込み蔵

これは仕込み蔵の下の部分。
久我さんの身長すれすれなのにご注目ください。

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そして上の部分がこちら。
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上の渡り板の高さを高くして、
下での作業をやりやすくしたそうです。

ちなみに下は2009年の仕込み蔵
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2つを比べると、タンクの上に出てる部分の高さが違うのが
お分かりいただけますでしょうか。
分かりにくいかなsmile

タンクは作業効率を重視して、仕込み蔵から3本減らしたそう。
これから搾られるお酒が発酵中でしたよ。
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酒母室。
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酒母はもうありませんでしたが、この太いパイプのようなものは
冷房の冷気が直接酒母タンクに当たらないようにするためのものだそうです。flair
久我さんのお話の中に、蔵を改修するにあたって
県内外の蔵を訪ねて見せてもらった、という話が何度も出てきて
蔵元さん同士の交流は、本当に大事なものなんだと改めて感じました。confident

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見学終了後には、きき酒させていただきましたsmile
ひと口に乾坤一と言っても、実にいろんな表情のお酒があるのに感心shine
秋に出る予定のあのお酒secretには、いや~、ほんとビックリ!しました。
話も弾んで、思わず帰りのバスを1本乗り遅れたくらいにして。。。

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震災の被害から力強く立ち直った宮城の酒蔵さんを
またひとつ自分の目で確認できて、
とてもHAPPYな一日でした。happy02heart04
大沼酒造店さん、久我さん、同行の皆様、
たいへんお世話になりました。
ありがとうございました!

日高見新酒披露宴2012

4月1日(日)、「日高見新酒披露宴」へ!

毎年この時期に開かれている会なのですが、
昨年は、東日本大震災の影響で中止。
2年ぶりということで、とっっっても楽しみにしていた会です。
今年もいつもお世話になっている
川内亀岡の阿部酒店さんで申し込みました。happy01

仙台と石巻を結ぶ仙石線がまだ全線復旧しておらず、
仙台駅から貸し切りバスで石巻へ。
会場の石巻グランドホテルへ着くと、まずはこの光景。

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全部で22本の日高見がタンク別にきき酒できるのです~♪

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こんなのや…heart01

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こんなのや…shine

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こんなのをnote

次々きき酒していくわけです。 happy02
この3つめの雄町、おいしかったです!

きき酒終了後は、ホテルの大広間で宴会です。

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この会は、毎回酒肴弁当なのですよね!
今年はできるだけ地元の食材を使ったものにしたそうで
どれもお酒に合っておいしかったです。 happy01

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そのほか、笹かまぼこ3社(白謙、粟野、高重)の食べ比べ
酒米のおむすび食べ比べ(山田錦と亀の尾)なんてのもあって
最後に日高見の酒粕を使った「鮭の粕汁」が出てくるのは恒例!up
楽しくおいしくいただきました!
私の隣には関東からのお客様もいらしたのですが
「笹かまって、会社によってこんなに味が違うんですね!面白い
感動なさってました。

平井社長からのご挨拶は、やはり昨年3月の大震災と、
そこからの復興についてのお話が多かったです。think

蔵はまだ修理が終わってない部分もあるとのこと。
造りが終わり次第、修理再開し、
また来期の造り直前の9月ごろまでかかるとか。wobbly
でも、今期の造りでは麹室、酒母室が新しくなり
上槽の機械が入る部屋は冷蔵管理ができるようになり
冷蔵庫はフォークリフトが入れるようになるなど
設備はかなり進化したそう。

震災後に平井社長からお話を伺った際、

「全国から励ましのメッセージや支援物資をいただいて、
これを何でお返ししていったらいいか、と思い続けて
復興酒「感謝の手紙」などで思いを伝えてきたが
これからは、さらにもっともっといいものを造らないと…。
酒造りを通してお返ししていかないとバチが当たる」


ということをおっしゃってました。

この日のごあいさつの中でも

「震災前以上のレベルのお酒ができなくては
皆さまへのお返しにならない」


という言葉があって、蔵元としての強い決意を感じました。weep

それから、今期でついに吉田杜氏が引退されるとのこと。

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あまり直接にお話をしたことはなかったのですが
こうして皆さんの前でお話されるときの柔らかい南部なまりの口調と、
生真面目さが伝わってくるお人柄というか佇まいに惹かれていたので
かなり寂しい気持ちになりました。crying

今後、蔵を引っ張っていかれるのは
小鹿さん、奥原さんを筆頭にこちらの皆様。shine

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また、今期から被災した2人の石巻の方が蔵人に加わったそうです。
地元の企業として石巻の復興に貢献していこうという気概が伝わってきました。

その模様を、最初から最後まで舞台の裾でじっと見ていらした平井社長。

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この姿に、私はなにか心を打たれて
思わず写真を撮りました。

同じ舞台に上がったって誰も不思議には思わないのに…。
「うちの蔵、うちの酒を支えてくれているのは蔵人たちだから」
という気持が伝わってくるような気がしました。
経営者である一方、蔵の顔、つまり広報としても
常に表に立ち続けている平井社長。
その「男気」が、このシーンから伝わってはこないでしょうか?

間違いなく震災復興の1ページとなった一日。
この場に参加することができてとてもうれしかったです。

平孝酒造の皆様、阿部酒店さん、同席くださった方々
お世話になりました。
どうもありがとうございました!!!happy02

ワカメの勉強

3月某日、「ワカメ研究会」なる、おいしい研究会に行ってきました。happy01

今回、日本酒は絡んでいませんが、
いつも日本酒絡みでお世話になっている、
県庁の山田氏の企画ということと、

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これまたいつもお世話になっている
北仙台の「しん」さんがワカメを素材に腕をふるわれるということで
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当ブログでもご紹介させていただきます。smile
会場は、地下鉄旭ケ丘駅の近くにある、料理教室「七ツ森」さん。
とっても素敵なお教室でした♪

このブログをご覧くださってる皆様は
ワカメの旬てご存知でしょうか。
だいたい1月下旬から収穫が始まって、
3月、4月上旬くらいまで出荷が続きます。
塩蔵ワカメが年中手に入るので、
旬の感覚って野菜や魚ほど一般的じゃない気がします。
かくいう私もおぼろげでした^^sweat01

でも近年はこの時期になると、
生メカブ、生ワカメが出回ってますよね。
わたしも、以前「メカブの会」に出てからは
見かけると購入して家で食すようになりました。bleah

この日の講師は宮城県農林水産政策室の
本庄美穂さん、通称みぽりん!
wink

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以前、気仙沼でワカメの研究をする部署(?)で勤務されて
今はワカメとあまり関係のない部署にもかかわらず、
気仙沼に足を運び、ワカメ養殖業者さんと密に連絡をとって
震災からの復興なども含めて応援に尽力なさっています。
「ワカメが趣味」と言い切る“ワカメ女子”(笑)です。heart01

まず、美穂さんがまとめてきてくれたスライドをみんなで見ました。

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ワカメの全体像、部位の話から、ワカメの一生や、養殖方法、
さらに震災の被害状況と復旧状況などなど、
初めて知る話、初めて見る映像がたくさん。。。up
ワカメの苗(?)みたいなのをロープに挟み込む作業は、
ほんとたいへんそう!coldsweats02

ワカメには品種がいろいろあって、
葉をとるためか、メカブをとるためかで使う種が違う、とか
メカブはワカメの生殖器官だとか、
あと太くて硬い元茎の部分は商品化されずに
アワビのえさ用などに引き取られるとか。。。

そう、今回、この元茎の利用方法を探るのも
この研究会の目的のひとつでした!rock

(最近、ブログがテキスト中心ですみません。ここからは写真中心で・笑)

さあ、しんさんの出番!

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しんさんのワカメ元茎三本料理!
手前はショウガ風味の佃煮。
奥左は油揚げとワカメ元茎をみそ炒めにしたもの。
右奥はウドと元茎を豚肉で巻いたもの。

豚肉巻きが、最高!happy02
しゃきしゃきしたウドとコリコリした元茎の食感がよく、
お酒飲みたかったー!(笑)

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これは元茎を、味噌やゴマやオリーブオイルなどと
フードプロセッサにかけて、ディップソースにしたものだそうです。
コクがあってクラッカーにつけたら、これまたお酒のつまみにぴったりnote
これがワカメの元茎から出来てるなんて思えない…。

さらに、ワカメご飯happy01

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ワカメの葉の部分だけを入れたものと、
薄く小口切りにした茎も入れたものの2種がありましたが
全員、茎が入ってるほうが見た目がかわいくていいheart04と。

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そのほか、ドレッシングや、お漬物などもあり、
ワカメを主役にこんなごちそうがズラリ…lovely

これは何でしょう?

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中心はもちろん生ワカメ(葉の部分)ですが、
周りのは、実は元茎をしんさんの技でそぎ切りしたもの。
これを、お湯でしゃぶしゃぶして食べました!

元茎は独特のえぐみが少しあるものの、
食感が面白くて、私はモリモリ食べてしまった。
お湯に通すと、すごくきれいな緑色になるんですよ。happy02
このときのは残念ながら写真がないんですが、
お土産でいただいたワカメを家で料理した時のがこちら。
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後ろのが、同じ元茎を薄く切ったものです。
ポン酢につけて食べました。
ホント、おいしい!

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こんな風にお湯に入れると…

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一瞬で、あら~きれいな緑に~!!!
手品みたい(≧∇≦)

焼メカブは、ゆっくりと色が変わっていきました。

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面白いですよね~!

春先の新しい仙台名物料理として
ワカメしゃぶしゃぶや、焼きメカブを打ち出すのはアリだと思います!

ただ、新鮮なものでないと、こうも鮮やかに色が変わらないとのこと。
新鮮なワカメやメカブが流通するような仕組みを整備することが
今後必要なんですね…とみんなで話していました。
ワカメを旬の時期に1本丸ごと買って料理することを
家庭で定番にするにはまだ時間がかかるでしょうが
飲食店での名物料理としての取り組みのほうは、
もしかしたら早くできるのかな?

ワカメを語りつくし、食べつくした研究会。
ワカメがこんなにも主役になれる存在だとは
本当に驚きでした。

山田さん、むっちゃん、しんさん、七ツ森さん、
同席いただいた皆さん、お世話になりました。
ありがとうございました!happy01

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