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蔵見学「大沼酒造店」

 2月14日(土)、「みやぎの酒応援隊」の企画で、
村田町の乾坤一で知られる「大沼酒造」さんへ蔵見学にお邪魔してきました。

その前に、村田物産交流センターで腹ごしらえ!

Img_2722 村田町の名物、空豆を練りこんだ「そらまめうどん」です。
特に空豆の香りや味はしなかったですが、
色がきれいで、つるんとした喉越しがグー!happy01

ほかにも新鮮な野菜や地場産品がどっさり売っています。

しかもお安い! 
ついバッケ味噌買っちゃいました。
ここ、あらためてゆっくり来たいな。

さていよいよ蔵見学。
物産交流センターからは歩いて10分ほど。
江戸時代(1712年)から続くという歴史を感じる重厚な蔵構えです。
Img_2726_2
大沼酒造は全量特定名称酒の蔵。
中でもササニシキでの酒造りに力を入れているという印象が強かったのですが、酒造りに使用するササニシキの割合をあらためて聞いてびっくり。coldsweats02

なんと全体の6割にもなるそう! 
酒米としては、ほかに山田錦、美山錦、八反、雄町、愛国、蔵の華を使っているそうですが、それでいてササニシキが6割とは!

水は蔵から5分ほどのところから
蔵王の伏流水を毎日汲んできているとのこと。
実は、この仕込み水が白いホーローのタンクに溜まると、
それはそれは不思議な美しさを持つ青い色になると聞いていたのですが、
残念ながらこの日はタンクに溜めている途中。
その色を目にすることはできませんでした。
いつか見てみたいです!

Img_2728 Img_2737 Img_2740

案内してくださった久我健さんは、ササニシキでの麹作りの難しさに触れて
固く、心白が小さく、吸水時間やはぜまわり(麹菌が菌糸を伸ばして心白に食い込んでいく過程)の加減には気を遣います」と言いつつ、「ササニシキ、好きなんですよ。ほかであまり造ってないし、宮城県を代表する米でもありますから」と話してくれました。


こちらは菅野杜氏
Img_2736
造り中の杜氏さんにお会いすると時々感じるのが、
「今、酒のためだけに存在している」ような浮世離れした雰囲気。体がここで話をしていても、魂は常に酒のそばについてる、そんな感じを受けることが多いです。

蔵が目指す酒質を菅野さんに伺いました。
飲み飽きしないお酒。すっきりきれいめな酒質ながら味もちゃんとある。目立つところはなくとも飲み続けられるような酒」だそう。私自身の乾坤一を飲んで感じている印象は、プラス“骨太”というのが入るんですが…それが『味もちゃんとある』ってことなのかな?confident


Img_2735 一通り見学させていただいた後、きき酒をしながら、大沼社長にお話を伺うことができました。
乾坤一のあるシーンのイメージは「食べながら、わいわいしながら飲むコンセプト」と大沼社長。
「たとえば酒屋さんで何本か酒選んで買うとして、いちばんに選ばれなくてもいいんです。でも最終的にこれは入れとこう、っていう酒であれば」。
ニコニコしながらそうおっしゃるのを聞くと、こちらもフッと力が抜けます。happy02
(そうは言っても日本酒は乾坤一しか飲まない、というコアなファンはけっこう多いと聞きますよ、社長!)。

そして大事なことはとてもシンプルです。
消毒、蔵の掃除、といった毎日の作業をきちんとやり続けること、と。
その言葉に、脈々と流れてきた300年の蔵の歴史から生まれる、静かな自信を感じました。

大沼社長に久我さん、菅野杜氏、そして蔵の皆様、
仕込み時期でお忙しいなか、たいへんお世話になりました。
どうもありがとうございました!

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