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2009年12月

年越し蕎麦と共に…

紅白が始まりました。

我が家の大みそかの夕飯は蕎麦。

今年の蕎麦は昨年と同じで
嘉泉(かせん)」さんのお蕎麦を予約して買ってきました。

嘉泉さんは、南町通りから少し北に入ったところにある
こじんまりとしたお蕎麦屋さんですが
私の大好きな「天ぬき」があって
日本酒もちゃんとしたのを置いてらっしゃって
蕎麦屋で一杯、が気軽にできるいいお店。


そして蕎麦といっしょに飲むのはこちら。

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乾坤一の純米うすにごり本生。
米はササニシキ。

大沼酒造、久我健さんの設計醸造担当第一号のお酒だそうです。

香りはほどよい感じに抑えられてます。
口に含むと一瞬、ん? 甘いかな? と思うんだけど
喉を通ったところで旨味と酸味が
喉の奥からフワッと上がってくる。
そしてキレよし! 
派手さはないけど、気がついたら盃が進んでしまってた…ってタイプだな~!heart01
しみじみと、紅白見ながら飲んでます。
うん、しみじみとおいしいお酒です。
ずっと飲んでると、フッと顔がゆるんでしまう。
生の変化を感じながら、正月休み中にも楽しもう。

この一年、当ブログを読んでくださり、どうもありがとうございました。
来年は、このブログを使って
宮城の日本酒と、その日本酒を飲める飲食店が
元気になれることをもっとやりたい! がんばります!
皆さまにとっても2010年がよい年になりますように!happy01

阿部酒店さん忘年会!

12月12日(土)、阿部酒店さんの忘年会へ!
ちょっと時間が経っちゃいましたcoldsweats01

今年7月に「宮城の若手蔵人と座談会」という
お酒を楽しむ会に参加させていただいてから
阿部さんのお酒の会は2回目♪

忘年会のタイトルは
一心の賄い料理で忘年会」。

他では飲めないお酒が出るってK君から聞いたし、
しかも一心さんの賄い料理って…どんな?!
ワクワク&鼻息フンフン!で伺いました。

会場は「一心光庵」。一心さんの別館です。
こちらもお邪魔するのは初めて!キューンheart

席には本日のお酒のラインナップが達筆で書かれた「お品書き」が。

1.はくろすいしゅ 純米大吟醸生 2009インターナショナルワインチャレンジ金賞受賞酒
2.黄金澤 大吟醸 金賞受賞タンク 
3.墨廼江 大吟醸 しずくおり酒
4.乾坤一 大吟醸 斗瓶取り
5.米鶴 純米大吟醸F1
6.米鶴 亀粋 純米大吟醸 斗瓶中取り原酒須貝コレクション
7.萩の鶴 大吟醸 金賞受賞タンク
8.伯楽星 純米大吟醸 「幻の山田純大」
9.残響 SUPER9 純米大吟醸
10。綾菊 純米大吟醸 15年熟成「秘スレバ花」プラス5年当店常温熟成

すごいや、みんな大吟醸だよ…しかもレアな。
こんなに大吟醸ばっかり飲んだことないよ…と思いながら
見ていく私の目が、一点でストップ。

「どひーーーーっ!」

あれがあるやん!

残響 SUPER9 純米大吟醸

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伯楽星、愛宕の松の新澤醸造店さんが
9%まで米を磨いて醸したという噂の日本酒。
四合瓶で21000円というレアなアレ。
ビンボー人な私は今年は飲めまい。
来年に向けて残響貯金すっか…
とあきらめていたアレ。
アレが飲めるのかあ…ポワンlovely

…。

ポワンとしているヒマはありませんでした。

会が始まるとお品書きの順番に従って
次々と阿部さんの説明、そして開栓!
「わー、阿倍さんちょっと待ってぇー!」coldsweats02
と言いたくなるテンポで次々と一升瓶が回ってくる、

大吟醸攻撃!

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おいしい! 忙しい! おいしい!

しあわせーーー!

ひとしずく、ひとしずくが液体の宝石みたい。
米鶴亀粋は15BY、萩の鶴大吟醸が16BY、
伯楽星の純米大吟醸15BYと、熟成させたお酒も
まろやかですばらしくうまかった。。。
日本酒のポテンシャルを感じました。

お料理もさすが一心。
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この牡蠣と生海苔、日本酒にぴったりshine

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お造りもいつもながら美しい。。。
芋煮まで品があります。sun

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里芋、ねっとりほくほくしておいしかったなあ~。

そして、いよいよアレですよ。
残響です。
開ける前に阿部さんが

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これを飲んだ経験は絶対に強いから! 
自信になるから。だから、みんなに飲ませたかった

そして「夢を飲むお酒」だとも。
じーん…
感動crying

飲んでみて、…驚きました。
冷えてる状態では、薄甘い品の良い蜜のよう。
温度が上がってくると、白ワインのような複雑な香りと共に
麹の香りが上ってきて
さらりとした甘さが広がったかと思うと、
パッと潔く後味が切れる。

…あまりうまく伝えられないのがもどかしいですが、
そんな感じでした。
日本酒という枠ではくくれないお酒。
漠然と想像してた味とは全然違いました。

席が新澤さんのお隣だったので、
造るにあたっての苦労話もいろいろ伺うことができたのですが
印象に残ったのは

誰より自分が飲んでみたかった

という言葉。
その探究心、情熱にまたまた感動してしまった。
9%まで米を磨くのにかける時間は250時間だそうです。
磨いた米はまるでシリカゲルか極小ビーズみたい。
それを洗米、製麹、仕込み。
そのどれもが未知との遭遇! って感じだったはず…。
聞いて想像してるだけでワクワクしませんか?!
ああ、この酒を造る過程、いつか見てみたい。。。

そして10番目のお酒「綾菊」は、古酒大好きの私には
たまらないお酒でした。

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15年(蔵熟成)+5年(阿倍酒店熟成)の20年ですよ?

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この、テラッとした輝き、どうですか?

その後も、お品書きにはない、
むね子の酒」や米鶴の発泡にごり生酒が出てから
おひらきとなりました。

席が近くの方としかお話はできませんでしたが
日本酒大好き!って人たちの集まりは和やかですよね。
誰一人、悪酔いする人がいない。
ひょっとして全部大吟醸だからなのか?!
いいお酒は悪い酔いしないことの証明かしら…。

いやあ、

楽しかった~!heart04

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日本酒にのめり込み度が増した私の2009年を締めくくるのに
これ以上の会はないです。
ていうか、こんなすごい席にいていいのか私、と思いました。。。

阿部さん、同席してくださった皆さま。
どうもありがとうございました!
そして来年もよろしくお願いします!

「神亀」×「じねんぼう」

またまたディープなお酒の会の話題です。

「神亀酒造 霜月 酒肴会・燗酒爆弾」

爆弾ですよ、爆弾!
それにしても開催が11月15日(日)でしたから
ふと気づけばもう2週間以上経っている!(汗)
スミマセン。

さてさて。

埼玉の神亀酒造から、専務の小川原良征氏がいらっしゃり
池田酒店さん主催で開かれたこの会。
何から書いたらよいのでしょう。

私、正直に白状すると、この会に出るまでは
小川原専務のことをほとんど存じ上げなかったのです。
知っていたことといったら
全量純米酒の蔵の先駆けとして
たいへんご苦労なさった方、ということくらい。
闘う純米酒」も読んだことなかった。
(今読んでます。参加する前に読めば良かったとすごく後悔中…)

それにしても。
最近でこそ全量純米に切り替える蔵が少しずつ増えてきていますが
今から二十数年前にそれをするのは、
どれほどの強い信念が必要だったことか…。
想像がつきません。

私が日本酒を飲み始めたのはちょうど二十年前位。
大吟醸ブームで、吟醸香の高いすっきり飲めるお酒が
もてはやされていました。
私も、いろんな地方の大吟醸をあちこち呑んで楽しんでましたが
次第に「普通の純米酒が好きかも…」
と純米酒を飲むようになっていきました。
当時から食べながら酒を飲む派だったので
今思えば、香りの高い吟醸酒は食事に合わなかったのでしょうか。。。
今も、自宅で食事をしながらのんびり晩酌するには、
吟醸酒で香りの穏やかなタイプか、純米酒がなんだかホッとする。
安上がりな人間ですわ~(笑)。

話がそれてしまいましたが
神亀酒造と、小川原専務については
ググッたらどっさり出てくると思うので
よく知らない私がここであれこれ書くのはやめておきます。

さて、神亀の酒、家で飲んだことはまだないのですが
外で飲む時はいつも燗です。
ふくよかでたっぷりしてて、身体にしんみりと入っていくお酒。
イメージとしては京塚昌子さんみたいな…。
(若い人はわからんか・笑)

初めのあいさつで、池田さんがこう話されました。

「人生でターニングポイントはいろいろあると思いますが、
私はこの酒に出合って人生が変わったといっても過言ではありません…」

1人の酒屋さんにこうまで言わせるって
すごいなあ…。

前置きが長くなりました。

この日の主旨は
神亀酒造のお酒(お燗)と、
泉中央の「じねんぼう」の親方、穂高さんのお料理との
マリアージュをとことん楽しむこと!

しかも、小川原専務自らが
料理に合わせて酒を選び、
ベストの温度に燗をつけてくださる。
なんというぜいたく!

あれこれ書くより、写真を!
007

前菜は
・神亀酒粕の冷やし甘酒
・筋子西京漬け
・温度玉子・干し海苔
・落花生豆腐
・鮪の煮凍り

ここに合わせたのは
「ひこ孫」「小鳥のさえずり」半々ブレンド

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お造り
・東もの鮪
・炙り〆鯖
・鯛の昆布〆

これには「ひこ孫純米吟醸」

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焼物は
・牡蠣の柚子味噌焼き
・鴨葱巻照り焼き

これにはそれぞれにお酒を合わせて。
牡蠣にはひやおろし
鴨には昭和58年の大古酒を。
この大古酒は、ほかに54年、57年のを用意してくださっていて
なんと、呑み比べることができました。贅沢だー…。


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蒸し物
・彩り野菜の蕪蒸し 金目鯛きのこ銀あん

お酒は「ひこ孫 純米大吟醸」を40℃で。


019

強肴
・海老のしんじょ
・帆立酒盗和え
・つぶ貝のソテー赤ワインブルーチーズソース

ひこ孫 純米吟醸」と「ひこ孫」の半々ブレンド
温度は50℃

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飯物
・蕎麦温麺 鮭のコンフィ仕立
・秋刀魚蒲焼の押し寿司
・はらこ飯の軍艦

わたしのこの日の一番は、秋刀魚蒲焼の押し寿司に、
神亀の純米70℃とかなり熱めにしたのを合わせたもの。
衝撃でした。
青魚の持つ旨みが口の中で増幅する感じ。

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そして最後の菓子
・川越芋の和風スイートポテト
・栗の渋皮煮 白あん練り

これにはなんと、ひこ孫の純米大吟醸。
ほっこりとやさしい栗と芋の甘味に
こんなに日本酒が合うなんて…驚き!

今、読んでいる「闘う純米酒」の中に、
鳥肌が立つような小川原専務の言葉がたくさんありました。

「個性的である限りはお互い(の蔵)は競争相手じゃない」

「機械は導入したときから壊れ始めるが、人は蔵に入った時から育つ」


日本人でよかった。
日本酒好きでよかった!
そう思えた日本酒の会でした。


小川原専務、じねんぼうの皆さん、池田酒店さん
お世話になりました。
本当にありがとうございました。

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