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2010年2月

「新澤醸造店」

shineさやちゃんを救う会」、目標額達成したとのことです!

良かった~!!! 本当に良かったですね!
あとは、一日も早く手術が受けられますように。
そして元気なさやちゃんに戻れますように。

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先日、三本木の新澤醸造店さんへ蔵見学にお邪魔しました。

2010_002

昨年もちょうど同じ時期に伺って
目からうろこの落ちる体験をさせていただいたのも
記憶に新しいところですが…。

ブレのない新澤さんのお話。
いや、ブレどころかますます究極coldsweats02
「伯楽星」というお酒の立ち位置を
あらためて強く心に刻むことになりました。
「究極の食中酒」「究極の三杯目」。
宮城でもひときわオンリーワンflairの蔵だと感じます。

2010_004

お酒を搾る部屋まで徹底した温度管理。
寒いんですよ。この部屋が。

今回は、周囲の田んぼも、ぐるっと回って案内してくださり
米への熱いこだわりの話も伺うことができました。

そして”あの酒”のもろみも見せていただきました。heart01

2010_003

白いですねえ…。きれい。。。
見た感じ、飲むヨーグルトみたいです。
ほの甘い香り。。。

新澤さんのこの言葉が印象的でした。

きょうはどの酒にしようかな、って
僕らは常に浮気される立場じゃないですか。
だから「伯楽星がいい、じゃなくて
「伯楽星でいいや」って言われたいんです



華やかな美人に心を惹かれはするけれど、
迷った時に最終的に選ぶのは
目立たないけど隣にいて安心するタイプ…みたいなことでしょうかlovely

帰りに分けていただいた米粉ではっとを作ってみました。

003

おいしくできました!
まずは小麦粉と50:50で。
小麦粉だけの”はっと”より、ツルンとした食感になったかな。
100%でもできるかどうか、またやってみます。rock

お酒はこちらを飲みながら。

100223_180001

伯楽星 純米大吟醸 うすにごり生
米は雄町の40%精米。

伯楽星のすっきり感と、
うすにごりならではのうまみ、
生のフレッシュ感!shine

すべてがバランスよく、猪口に注ぐ手が止まらない…。
普段家での晩酌は1合くらいしか飲まないのですが
ついつい2合行っちゃいましたよ。bleah

造りもピークでお忙しいなか、
新澤さん、蔵の皆様、どうもありがとうございました!

酒造り体験!(午後の部)

腹ごしらえをして、さあ午後の作業!happy01

最初の作業は、「仕込み」です。

Urakasumi09
仕込みとは、酒母(もと)に、蒸米、麹、水を4日間で3段階(初添、おどり、仲添、留添)に分けて加えていく作業。私たちは、仲添えの日でした(酒造り体験別班は、この翌日の留添の作業)。

エアシューターで運ばれてくる蒸米を、タンクの中の初添の仕込みとひたすら混ぜる。。。長い櫂棒を「押す時ではなく、ひいた時に混ぜる」と聞いて、やってみましたがなかなか難しいです。coldsweats01

最初は櫂棒を奪い合うように代わる代わる仕込み作業をしていたのですが、時間が経つと疲れてきたのか代わってくれる人もいなくなり…。

しかし、蔵見学の時に「がんばってやると二の腕が引き締まりますよ(笑)」っと聞いてたので、私はかなり長くやっていました。(たった一日だけでは駄目ですよね…heart03

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上は蔵見学の時にとった、もろみの写真。
この泡と、そして香り。
日本酒好きでよかったー!と思う瞬間のひとつです。

その後、分析に関するお話。

Urakasumi13

異なる硬度の水の味の違い
カプロン酸系の香りと酢酸イソアミル系の香りの違い
熟成期間の違う酒の味わいの違い等々、
実際のサンプルを香り、味わいながらで
とっても興味深く分かりやすいお話でした。confident

ラストは再び麹室で「出麹」を体験。
仕上がった麹を、麻布に包んで麹室へ運び広げる作業。
精米歩合の違いで麹の手触りや香りが違うのが驚きcoldsweats02でした。

Urakasumi16

半日、蔵で様々な体験をさせていただいて
肉体的には疲労しましたが、心は常時興奮状態happy02up
蔵人さんたちのきびきびした働きぶりを目にできるのも感激で
「ここで私を雇ってくださいとお願いしてみようか…」と血迷った思いが頭をよぎったほど。それくらい、うれしい一日でした。

それにしても、塾生受け入れの2日間、実際かなり現場の作業効率が下がっただろうと思います。
浦霞の蔵の皆様、本当にお世話になりました。
どうもありがとうございました!

講義も2月、3月のあと2回。
残り少なくなって、さびしくなってきたなあ…。think

さやちゃんを救う会

日本酒と直接は関係のないことなのですが
お世話になっている川内亀岡の阿部酒店さんのコラムで知って…。
昨日(2月9日付)の河北新報にも記事が載っています。

仙台の東北大学病院に入院している
寺町沙也ちゃん(14歳)という女の子がいます。
H19年11月、当時住んでいた札幌で突然倒れて
ヘリコプターで仙台に運ばれ
「劇症型ウィルス性心筋炎」と診断されました。

現在は補助人工心臓をつけていますが
このまま何もしなければ余命半年、と
主治医に宣告されているそうです。
そのへんの詳しい経緯は、
「さやちゃんを救う会」の公式ブログに書かれています。
2月15日には、仙台で記者会見も決まりました。
海外での心臓移植を決断して
受け入れ先の病院も決まっているそうですが
費用が1億3千万かかるとのこと。

1億3千万…。

茫然とする金額。

もし。

私の(あなたの)大事な大事な人が突然病に倒れて
「何もしなかったら余命半年。手術すれば治るけれど1億3千万」
って言われたらどうしよう。。。どうしますか?

知人親戚一同でどうにかなる金額じゃないです。
でもどうしても命を救いたかったら…
たくさんの人の善意に頼るしか、道はない。

世の中に同じような状況に置かれているお子さん、ご家族は
沙也ちゃんとそのご家族のほかにもたくさんいらっしゃるでしょう。

でも阿部さんという知人を通じて沙也ちゃんのことを知ったのは
きっとなにかの縁なのだろうと私は考えました。
これも酒の縁なんだろうって。

沙也ちゃんのご家族は沙也ちゃんの病気治療のために
札幌から仙台に転居していらっしゃいました。
慣れない土地での生活と、愛する娘の病気。近づくタイムリミット。
きっとたいへんな心労の日々が今も続いていらっしゃるのだろうと思います。
そんな中でお父さんを癒したのが、阿部さんとの語らいと宮城のお酒。。。
沙也ちゃんのお父さんは、仙台に来て
本当に宮城のお酒を好きになってくださったそうです。

飲兵衛が世界を救う!…のは無理かもしれないけれど
1人の女の子の命を救うお手伝いくらいはできる、と思いたい。
沙也ちゃんが一日も早く元気になって、
大人になったらお父さんとおいしい宮城の日本酒が飲めることを祈ってます。

このブログを読んでくださって、共感していただけたら
どうか募金にご協力をよろしくお願いします。

※さやちゃんは、その後、募金が集まりアメリカで心臓移植手術を受け
 2010年12月、帰国、仙台でクリスマスを迎えることができました。
 本当に良かった! メリークリスマス!

酒造り体験!(午前の部)

うらかすみ日本酒塾での話題が続きます。

先月(1月23日・土)は、日本酒塾の中でも
もっとも楽しみにしてた「酒造り体験」の日でした。

蒸し米の引き込み作業、洗米作業、麹に触れ、もろみを仕込み、そして出麹まで、日本酒党なら誰もが憧れるshine造りの作業のかなりの部分を体験させていただけるのです!lovely

前の晩なかなか寝付けないくらい興奮して
やや寝不足気味で仙石線に乗り
午前9時半、本塩釜駅に降り立ちました。

10時から、きょう一日の説明を受けて
最初は麹室への蒸し米引き込み作業。

麹室の中はもわっと蒸し暑い…。wobbly
Tシャツになり首にタオルを巻いての作業です。
台の上に敷いた布の上に蒸し上がった米を手早く均一に広げたら
小さなネット状の袋に入った種麹を、できるだけ均等にふりかけていきます。
Urakasumi01

よく見ると、ものすごく細かい煙のようなものが袋から出ているのが分かります。

ふり終わったら、下に敷いている布を持ってエイッといったん中央に米を寄せ、また蒸し米を広げる。。。
これがけっこう力がいるんですね。
麹をまんべんなく米に行き渡らすための作業だそうです。
麹が蒸し米にはぜ込むまで、このあと約二昼夜。
その間も温度のチェックや、広げてまとめてという作業があるそうです。
実は、この酒造り体験の前に蔵見学に伺っていましてその時にも説明がありましたが、天井裏には籾がらが入っていて、湿度調整の役目を果たしているそうです。
(その時の写真がこちら)

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お次は洗米作業。
半そでTシャツでもじんわり汗ばむようだった麹室から
気温ひと桁台の洗米場へ。この気温差がきつい。蔵の方から、「温度差で体調を崩す方もいるので、具合が悪い時はすぐ言ってくださいね」と言われた意味がよく分かりました。

Urakasumi03

蔵人さんの秒読みに合わせて
7㎏の米が入った竹笊を、水をためた洗い桶につけて
両手でわっせわっせと洗います。
水温は5℃。
「ゴム手袋もありますよ~」
って蔵の方が言ってくださったんですが
ほとんどの人が素手で挑戦。
私ももちろん!

が…水に手をつけた瞬間…

「し、しまった!」

死ぬほど冷たいッス~…。crying

1分がこれほど長いものだったとは。

1分後、手の感覚はほとんどありません。
用意してくださったお湯に手をつけてホッとしました。

当然ですが蔵人さんたちは皆ゴム手袋してます。
そりゃーそうだ! 
平野名誉杜氏から「昔はゴム手袋もゴム長靴もなくて素手で下駄だったんです」と聞いて、震えました。
洗い終わった米を、さらに勢いよく左右に振って、水きり。
これもやらせていただきました。が、重いし、手が滑って笊が飛んで行ったらどうしようと、おっかなびっくりcoldsweats01

Urakasumi05
蔵人さん方がやっていらっしゃるように「ザッ、ザッ」とはとてもできません。
何ごとも、熟練した作業というのは、カッコイイしshine美しいheart04です。
休み場で身体を温めている時に、蔵の中のタンクの配置図がありました。
ものすごい数のタンクですが、この番号と場所、杜氏さんはちゃんと把握していらっしゃるそうです。

そして楽しみにしていたお昼御飯!heart01

きれいに盛り込まれたお弁当もおいしかったのですが、何よりこれ!Urakasumi08_2

昨年参加された方からおいしかったという噂を聞かされていた「ひっつみ」です。
おいしい出汁の中に、酒粕が練り込まれたお団子、きのこや野菜がたっぷり!
ああ、体があったまる~!
レシピが資料の中に入ってましたので、そのうちチャレンジしますよ!

食事をいただきながら、佐浦社長に昔の貴重な写真を見せていただいたのも楽しいひとときでした。

このあと、作業は午後の部へ。。。

つづく

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