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2010年3月

萩野酒造の新たなチャレンジ!

2月の末、有壁の萩野酒造さんへ蔵見学に伺いました。
(某SNSの萩の鶴・日輪田ファンのコミュニティーの主催です)

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空が広い有壁の地に、萩野酒造のシンボル、赤い煙突。

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こちらが萩野酒造の8代目・佐藤曜平さん。
今回ちょっと大人数(15人だったかな?)だったのですが
快くご案内していただきました。
こ。の前の週には、県外からも団体の見学があったとか。
全国的にもやはり注目されてきてるんですね。

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今回見学者は、萩の鶴、日輪田のコアなファンだったので
皆さんかなり興奮状態(笑)。
仕込みタンクのある蔵に入ると
「おお、萩の鶴の香りがする!」
「ああ、この香り、この香り!」
と口々に。
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昨年と同じ時期に伺ったので、
今年も鑑評会用の大吟醸のタンクが。
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昨年、今年と、2年続けて伺ったのは、
ここ萩野酒造と、新澤醸造店だけです。
県内ではどちらかといえば両極に近い酒質の蔵に
なにか同じ空気を感じます。
「きれいな野心」とでもいうような。
ワクワクさせてもらえます。

曜平さんが、瓶貯蔵の冷蔵庫のところでこんなお話をしてくれました。

「酒はしぼった時点ではまだ3割なんです。
こうやって瓶に詰めた状態で7割。
お客さんのところに届いて飲むときが10割」


たいへんな仕込みの作業でも出来上がるのは3割。
その後の貯蔵や流通によって残りの7割が加わって完成する。
…というような意味合いでしょうか。
深い言葉だと感じました。

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萩野酒造では今期、日輪田の山廃仕込みに挑戦しました。
酒母の仕込みに必要な乳酸を、自然に発生させる山廃。
時間も手間ひまもかかるし、気を遣う仕込みの方法。

蔵見学の時、前の週に絞ったという、
その新たな試みのお酒を試飲させてもらいました。
しっかりした酸、ふくよかな旨み、その後ろに感じる可能性。。。
素直に「おいしい」と言葉が出ました。
きっと来期以降も造っていかれるでしょうが
この山廃は萩野酒造の新たな可能性の第一歩ですね!
ワクワクする!

今呑んでもおいしいけど、寝かせてから飲んだら
また違う感じで味がノリノリなんじゃないかなあ~!
楽しみ!

そのお酒がついに、発売になったみたいですね。
早く手に入れて、料理を合わせてじっくり味わってみたいです。

山ちゃん池ちゃんしんちゃんの会!

2月24日(水)、葉山町の「しん」にて
旬のみやぎと宮城の佳き純米酒で 旬味酒楽会shineの第一弾、
「新わかめとめかぶ」が主役の会へ参加してきました!

またの名を…

「山ちゃん池ちゃんしんちゃんの会」!smile

こちらが山ちゃんこと山田さん。

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(写真が暗くてすみません)
宮城県庁、食産業振興課にお勤めで、宮城の食材を盛り上げるため、がんがん行動して広報するアクティブな方flair。初めて偶然お会いしたのは某横丁のお店のカウンターでした!(笑)。

そしてこちらが池ちゃんこと上杉の池田酒店さん。

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(写真がブレててすみません)
宮城の酒、そして全国の佳酒を広めるため県内県外問わず走り回り、直接蔵元さんとコミュニケーションを取り消費者に伝える努力を怠らない、こちらも行動派の熱いpunch方! イベントも積極的に開催されて、毎度お世話になってます。

で、しんちゃんこと「しん」の親方の根本さん。

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地元の旬の食材と吟味した調味料を使って、いつもひとひねりした意外性のあるお料理を食べさせてくださいます。きょうはワカメのフルコースということでめちゃめちゃ楽しみ!happy01

乾杯は池田さんが持っている「日輪田」の山田錦。

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萩野酒造のお酒です。
うま味がノリノリで、ほどよい甘み、安心感confident
んー、うまい!と素直に言葉が出てくる日本酒です。

お料理が次々出てきます。

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・とんとんめかぶ味噌和え わかめと新物あさりの味噌汁と共に…

・新わかめと白魚の茶碗蒸し
・わかめとつぼみ菜の麹ドレ和え 大根で春を巻いて
・わかめと葉たまねぎ もうかの星 酢味噌和え
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・めかぶと新じゃがのねばとろふわ味噌グラタン
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・新わかめ・めかぶのしゃぶしゃぶ あぶりひらまさ、たらきくも
・雑炊 新のりとふのりで磯の香りを添えて。。。

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いやはや、わかめとめかぶでこんなにいろいろ食べられるなんて思いも寄りませんでした。happy02

私的にいちばん美味しかったのは、わかめとつぼみ菜の麹ドレ和え!lovelyheart01 今回の参加者が9人中8人女性ということで、かつらむきにした薄い大根でサラダ風の和えものを巻く和風生春巻きみたいなひと品がヘルシー感たっぷり、と大好評でした。

あと、わかめしゃぶしゃぶ。

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シンプルなのに箸が止まらない。茶色の生わかめがさっと緑に変わる様子も感動coldsweats02で、ピラニアが群がるように(比喩がおかしいですが…)みんなしゃぶしゃぶしていました。

お酒は日輪田で乾杯のあと、3種類をブラインドで、しかも3つの温度で(5℃、35℃、45℃)いただくというユニークな趣向! こうやってラベルを目隠しされると、もはや好きな順番でしか語れません。酔いが回り始めると「これは初恋の味」「じゃあこっちは愛人タイプ?」なんて、お酒のたとえも大胆に(笑)note
(すみません、お酒の写真を全然撮ってなかったです…)
結果的にお酒はなんだったかというと…

a・萩の鶴「冬みず田んぼ(特別栽培米ひとめぼれ60%)」
b・黄金澤「山廃純米(トヨニシキ60%)」
c・龍勢「和みの辛口」(広島のお酒)


3つのうち、1つだけは県外のお酒ということを聞いてあれこれ予想もしてたのですがすべてはずれ…^^;でも、面白かった~! 先入観なく楽しめました。わたしはb(黄金澤)の45℃がいちばん、次はaの35℃が好きでした。

今回の会は、ただ食べて飲んで…だけではなく、宮城の食材の特徴や、生産者の想い、活動についてもっと知ろう! という趣旨がありました。参加者の中にはわかめについて専門知識のある方もいらして、めかぶとはわかめのどの部分なのか、とか、外洋と内湾のわかめの違いとか、教えていただきました。
でも、それも飲みながら食べながらなんで「お勉強」という雰囲気ではなく、「アカデミックなおしゃべり」という感じで、とても楽しかった~♪ 

山田さん、池田さん、しんさん、企画してくださってどうもありがとうございました! 

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第二弾はなんの食材かなあ。楽しみにしてます。また参加させてくださいね!

※この会の直後、チリの大地震による津波被害で、
わかめの養殖いかだも大きな被害が出ました。
これまでの日々、精魂込めて作業を続けてこられた
わかめ養殖の方たちの苦労が、一日で壊滅状態…。
わかめのことを知り、おいしくいただいて、
これから積極的に買って料理してみよう!と
思っていただけに、本当に心が痛みます。。。
なにか出来ることはないのかなあ。
回復作業の手伝いに人数を集めボランティアバスツアーとか…。

蔵見学「千田酒造」

2月11日(祝)「みやぎの酒応援隊」の蔵見学企画に参加して
「栗駒山」の千田酒造さんへ伺いました。

栗駒山…これまでほんとに時々しか飲んでないけれど、
抜群に安定感がある…印象としてはそんな感じ。
さて、そんなお酒を造っているのはどんな蔵なのか…eye
ナゾでしたのでとても楽しみに伺いました。

今回はジャンボタクシーに9人乗り合わせて楽々!
途中休憩挟んで1時間半ほどで到着しました。
雪を心配していたのですが、道にはまったく積雪snowもなく
快適な道中でした。

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到着して、まず千田社長にお話を伺いました。
仕込みはすでに最後のほうにかかっていて
あと4本の留仕込みが終われば今期は終了だとのこと。
今年は気温の変化が大きい年でしたが、
気候には影響されず、思い通りに造れた」と、
さらっと話されます。coldsweats02
その静かな自信の理由は、この後のお話で見えてきました。

使用する米は、山田錦、蔵の華、ひとめぼれ、ササニシキ。
水は、蔵も自宅も井戸水
もとから酒造りに不向きな鉄分が少ないこの水を
仕込み用にはさらに鉄分を取り除く作業を施して
ひたすらやわらかく酒造りに向いた水にしているそう。
米は自由に買えるし、人も移動できる。
でも水は遠くから持ってくることはできない。
水はその蔵のアイデンティティ。
商品の形として出てくる

と千田社長confident
栗駒の上流にこれまで大規模な開発がなかったおかげで
水の質が保たれてきたともおっしゃっていました。

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割水用の純水を作るための専用の機械も導入していて
水へのこだわりをとても感じました。

仕込み蔵は分厚い石壁の蔵。
外気の影響が少ないので作業がしやすいとか。

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蔵の壁には管が張り巡っていて、
その中には1、2℃の低温の水が流れています。
0.1℃刻みの温度センサー
すべてのもろみに付けられているそう。

技術が進んで温度管理は楽になったけれど
その温度を何℃に設定するのかというのは経験による人の力

と千田社長。
コンマ0.1℃刻みでの厳しい温度管理で
安定した品質を毎年維持できると話されていました。
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(もろみの上には、すべて不織布のようなもので
蓋がしっかりとかぶせられています。)

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「栗駒山 蔵の華 純米吟醸」
「栗駒山 ささにしき 特別純米」
「栗駒山 ひとめぼれ 吟醸」

をきき酒させていただきました。
香りがふわあっとして、すっきりとしておいしい!lovelyshine

最後に千田社長に”栗駒山らしさ”について尋ねると

私の好きなお酒。フレッシュで香りがあって軽やかで。
そういうお酒にするためにやってきた結果
ここ数年で自分がいいと思えるお酒ができる環境が整った

と話してくださいました。happy01flair
純水の機械といい、もろみの温度管理の設備といい、
こだわりの部分にはきっちり設備投資をかけて
目指す酒造りに妥協をしない、という姿勢に感動!happy02

一般の蔵見学は通常は受入れされてないそうですが
とても丁寧に真摯に説明して質問にも答えてくださり
蔵見学が終了するころには全員が
すっかり千田社長のファンになっていました。

蔵の皆様、造りの最中でお忙しい時期、
どうもありがとうございました

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