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2010年12月

2010年を締めくくる酒

2010年も、あと数時間となりました。

紅白をちらちら眺めながら
ちびちびとやる年越しのお酒は、
昨年末に続いて今年もこれですsmile

101228_164302

「乾坤一 うすにごり本生」heart01

宮城県柴田郡村田町大沼酒造店
宮城県産ササニシキ100%で造ったお酒。
ササニシキと言えば、この蔵ですscissors

以前に蔵見学に伺った時に、
久我さんが「ササニシキ、好きなんですよね…」と
思い入れを込めて話してくださったことを思い出しますconfident

Img_2728

今年もその久我さんが設計したお酒です。
(ちなみに、久我さん、今年の秋、ご結婚されました!めでたい!)

注いだ時にも、ひと口含んだ時にも
さわやかな香りがふわっと広がるshine
あ、これ純米酒だったよね。
でも、いい香り。

食前にお酒だけを飲むと、最初にパッと甘みがきて
すぐあとから追いかけるように酸がサッとくる。
食べながら飲んでいると、食べるものによって
甘みを感じたり、酸が際立ったり、
なかなか楽しい顔を見せてくれるので、
その表情を探ろうとして、杯を重ねてしまうcatface
心優しいやんちゃ坊主みたいなお酒、という印象。
俳優で言うと?
うーむ…岡田将生さんかな。

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ふふふ、かえって分かりづらいか?smile
生酒なので、明日以降また変化してくるのかもしれないデスね。
それも楽しみですnote

今年も一年、(私にしては)良く飲みましたhappy02
来年の抱負としては、家で飲んだ酒の感想を
これまでよりこまめにアップしていこうと思います。
特に宮城のお酒はね!flair

来年もおいしいお酒を一杯一杯大事に飲むぞ!punch
今年出会った方々、そして、引き続いてお世話になった皆様、
さらに、当ブログをご覧いただいた皆様、
本当にどうもありがとうございました!
2011年の皆様に、幸多からんことを!

どうぞ、よいお年を!

来年も宮城の酒と当ブログをよろしくお願いいたしますhappy01

阿部酒店さん 忘年会2010

12月4日(土)、いつもお世話になってる
阿部酒店さんの忘年会に参加してまいりました♪

会場はすずりきさん。
国分町で肴町公園の近くのお店です。
お魚がおいしいと評判を聞いてましたので
一度行ってみたかった♪
ア~ンド、今年のゲストはこの方、
石巻、平孝酒造平井社長!

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会が始まる前に、きき酒中。

相変わらずのイケメンっぷりですねheart01


さて、阿部さんの忘年会では普段はなかなか飲めない
大吟醸たちや、今や手に入れることはできない
レアなお酒たちが勢ぞろい。。。


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1.日高見 大吟醸 仕込62号金賞受賞タンク 21BY
2.墨廼江 大吟醸 出品酒 金賞受賞酒 21BY
3.黄金澤 大吟醸 出品酒 金賞受賞酒 21BY
4.黄金澤 大吟醸 受賞タンク斗瓶取おりがらみ 21BY
5.白露垂珠 純米大吟醸 雫取り生 21BY
6.森民 純米大吟醸 雫取り 18BY
7.日高見 純米大吟醸 山田穂 20BY
8.日高見 天竺 純米吟醸 愛山 15BY
9.月の輪 純米吟醸 LovePiro 愛山 18BY
10.日高見 天竺 純米吟醸 雄町 17BY
11.伯楽星 特撰純米吟醸 雄町 20BY
12.伯楽星 特撰純米吟醸 雄町 21BY
13.日高見 樽熟純米 天使の気まぐれ2001 12BY

金賞受賞タンクがずらりと並ぶのに
クラッとしながらリストの下まで見ると…

…ワーオ。

なんスか、この
樽熟純米 天使の気まぐれ2001」って?
初めて見た。。。
それに、伯楽星の雄町の去年と今年の飲み比べも
おもしろそう!

そしてこの日の酒肴は、
すずりきさん渾身の酒肴セット!

のん兵衛が泣いて喜ぶ酒のおつまみたちがぎっしり。。。

2010_001

なんとうどんまで手作りデス!

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すずりきのご主人。
こんなにお若い方だったとは!
すばらしいお料理でした!

平井社長のお隣に席をつけていただいて
いろいろお話を伺うことができました。
恐縮です!

2010_010

「今の酒造技術は最高レベルに達していて
いい酒を造るのは当たり前の時代。
その先に、お宅の蔵は何があんの?ってところが
蔵の個性だと思う」


「人がやらないことをやりたい、酒造りをとことんこだわって遊びたい
そんな“おだづもっこ”な社長がいる蔵だと思ってください」


「米の出来が良くない年のほうが蔵人は燃える。
その米のクセをつかんで、旨い酒に造り上げた時
『俺たちは米を制してやったぞ!』 って感じになる」


甘いマスクでいつもは穏やかに見える平井社長の
思いがけず熱い一面をのぞかせてもらいました。
中でも、米の話はいい話聞かせていただいたな…。

ひと通り、お酒をきき酒したあとは、
各テーブルで楽しく飲めや歌えやの大宴会。
(私は主に、「日高見純米大吟醸 山田穂20BY」と
「伯楽星 雄町 20BY」を飲んでました)

そしてクライマックスにさしかかり、

「日高見 樽熟純米 天使の気まぐれ2001」開栓!

なんとオーク樽で1年熟成させたあと
瓶詰めした純米酒!+阿部酒店熟成!
(すみません、酒の写真を撮るのを忘れました…)。

もちろん、今はこれは売られていないです。
阿部さんのコレクション(?)。
平井社長すら、どんな状態になってるのか分からない、とのこと。

うっすらと琥珀色に色づいたその酒は、
知らずに飲んだら、
え? これなんのお酒? って感じです。

ウイスキーに似た樽の香り…
そしてキレがあって…
んー、なんじゃこりゃ!

面白ーーい!

何か、きっと抜群に合う食べ物があると思う!
私としては、ビターなチョコレートと合わせてみたいと思いました。
ウイスキーより合うんじゃないだろうか。。。

うーん、それにしても昨年の忘年会といい今年といい、
こんな普段はなかなか飲めないお酒を味わう機会…
勉強になります!
あ、勉強、って言うと、かた苦しいか…、
「経験」ですね。
うん。
ありがたくも楽しい経験です。
今回特に思いましたけど
日本酒ほど遊べるお酒、自由度が高いお酒って
世界中探してもないんじゃないですかね?!

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阿部さん、すずりきさん、平井社長、そしてご参加の皆さん、
お世話になりました!

どうもありがとうございました!

今期、新酒はこの1本から。

今週初め、平成22BYの新酒を買ってきました。

22_001

伯楽星 純米吟醸 おりがらみ 生heart

開けたてはさわやかな香りがすうーっshine
口に含むと微かなさらりとした甘み。
そしてほのかな渋みで舌がシュッとなる。
その中で、かそけき旨みが遠くに、
でも確かにあるのが感じられました。
いやー、好きだなあ、やっぱり。。。
なんか、ストレスなく飲めちゃうんですよね。

女優さんに例えると…誰だろう…。
瑞々しさと透明感のある深津絵里とか?coldsweats01
いや、癖がないけど雰囲気のある原田知世あたりか。
牡蠣と豚肉の豆乳鍋でいただいたら
すいすい入ってしまって、つい飲み過ぎてしまったbleah
(ちなみに2日め、3日めになったら
香りは穏やかになり甘みはもっとさらさらになってました)。

この伯楽星の新酒を使って
久しぶりの日本酒スイーツ作りに挑戦! 
今回は日本酒プリンを作ってみました。

22_005

ひと口食べると、ほのかーに香る日本酒。。。heart04
その加減がきつ過ぎず、弱すぎずでちょうどいい感じ。
火を通す温度を低めに、焼時間を長めにしたので
中がふるふるに柔らかく仕上がって
(周りにちょっと“す”が入ってますがcoldsweats01
かなり満足な出来上がりとなりました!

タケダワイナリーへ行ってきました その2

11月23日(祝)に、山形県上山のタケダワイナリーさんへ
見学にお邪魔しました。その1からの続きです。
ワインの製造過程を案内していただきました。happy01

ブドウは摘まれたあと、こんな機械で茎と実を分けられます。

除梗破砕機shine

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皮と実になったらエアプレッサーでギューッsign01と果汁を搾られて

白ワインは果汁のみを、赤ワインは皮もいっしょに発酵させます。

発酵中も、発酵を促進したりゆるやかにしたりと
調整のための作業があるそうです。
やはり、日本酒と似てますですね。。。note

016_2

その後、貯蔵、瓶詰め、出荷。
仕込みタンク(?)はステンレス。
タンクの周囲に帯状の凸がぐるぐるとめぐってるのは
中に温度を調整するための水が流れるようになってますcoldsweats02

013

次は地下のセラーlovelyへ…。

014

樽が静かに眠っていました。

ここの温度は常に15℃前後。
真夏でも20℃を超えず、真冬でも10℃をきらない。
湿度も70%前後に保たれていますconfident

樽で熟成するのは1年くらい。
樽の香りを少しつけて、あとは酸化熟成
(樽の成分との化学反応でワインの味を複雑化)を少しの間させるため。
瓶に詰めた後は、今度は還元熟成
(ワインそのものの成分とアルコールとの反応)という熟成が進むそうです。

搾ったブドウかすは、たい肥化して畑に返しているとのことflair
これも畑を持つワイナリーだからできるんですねheart01

018

最後に試飲をさせていただきましたhappy01

http://sendaiyokocyo.cocolog-nifty.com/sakenihon/2010/08/post-1792.html

 ↑
この会の時でも飲んだ、サン・スフルの白。shine
発酵中のワインを瓶詰めして瓶の中で発酵を継続させることで
酵母の生み出す炭酸ガスがワインに溶け込んだ発泡ワイン。
日本酒で言うなら、うすにごり的な味わいで、
パイナップルのようなフレッシュな香りがしました。

そのほか、サン・スフルの赤
ドメイヌ・タケダ ブラッククイーン古木 赤(辛口)を試飲。

ブラッククイーンのほうは、口に含むと樽の香りがフッと広がって
あとからスパイシーで複雑な味わいが…lovely
うーん、こんな本格的な赤ワイン、久しぶりに飲んだカモ。
私、赤ワインは普段めったに飲みません。
だから味の良し悪しって、よく分からなくて。。。
でもこれは、おいしい! happy02と素直に思えた赤ワインwineでした。

今回見学させていただきながら、数年前に
ある宮城の蔵元さんから伺った、

「日本酒は人の力で工夫できるところが好き」

という言葉を思い出していました。

米の出来が良くない年でも、造る過程で
過去の経験をもとに工夫ができる日本酒。
その年のブドウの出来不出来が、
味にも香りにも絶対的に影響を与えるワイン。


それぞれに、それぞれの苦労があって
でも根底にあるのは同じ、
「いいものを造りたい」という気持ち。
それを肌で感じた今回の見学でしたthink

お世話になったタケダワイナリーの皆様、
引率していただいた横山室長、
どうもありがとうございました!

タケダワイナリーへ行ってきました その1

11月23日、今期初の蔵見学は、
日本酒でもなく、また、宮城県でもなく、
山形県上山市の…

タケダワイナリーhappy01へ行ってきました。

今回見学が実現したいきさつですが、
ひとえに浦霞塾でお世話になった横山室長のご人脈。

019

実は去る10月、今回同行した浦霞塾卒業生数人と共に
横山室長のお宅で手作りお菓子をいただく会
がありました。
(ここだけの話、室長、お菓子作りがたいへんお上手!
 その日のお菓子がこちらです。プリン、うまかった)

101003_142001 101003_134301

その際に、タケダワイナリーの岸平典子社長とお知り合いと伺い、
図々しい我々smile(笑)「見学させてください!」と頼みこみ
当日も引率していただきましたnote

さて、ワインと言えばお酒の中では日本酒と同じ醸造酒。
造る工程はきき酒師試験の時の勉強で
なんとなくは知っているものの、
細かいところの話を伺うのはまったく初めてsweat01

社長の岸平典子さん。

010

畑を前に葡萄作りの話を伺いました。

典子さんはタケダワイナリー5代目社長
フランス、ブルゴーニュの醸造学校でワインの勉強をされたあと
帰国して醸造家としてタケダワイナリーで働いておられましたが
1999年、お兄さんが急逝され、
33歳の若さでブドウ栽培、ワイン醸造、
両方の責任者になられたそうですthink
飄々として自然体、それでいて意志の強さがにじみ出ている方です。

典子さんが最初に口にされたのは

「ワインは原料の味がダイレクトに出るお酒である」

という話でした。

ワインの造りを大ざっぱに説明すると、
収穫したブドウを潰して果汁を搾ってアルコール発酵。
熟成させ最後にオリを除けばワインになります。

同じ醸造酒でも、精米、製麹などの行程があり
発酵過程も複雑な日本酒と比べ
シンプルなだけに原料の良しあしがはっきり出るのですcoldsweats02

ということは、
ブドウ作り、畑作り、さらには土作りから
ワイン造りは始まっているんだなと実感。

当日、曇天でかなり寒かったのですが
それでもいちばん初めに畑を見ながらの話だったのには
やはり意味があったと思います。

007

タケダワイナリーでは15ヘクタールの自社葡萄畑を所有。
ブドウ畑は自然農法で管理されているそうです。
除草剤、化学肥料は、まったく使わず、
草刈りは年2~3回のみ。
「畑の環境をできるだけ自然に保ってやって
雑草の生態系も含めて共生していける状態にしている」

と典子さん。
日本酒で言う田んぼ作りにも通じるところがありますが
絶対的に違うのは

ブドウは樹木である

ということ。

「果樹は一度植えたら簡単に植え変えられないんです」

土を良くするために
転作したり休ませたりということが
果樹ではできない。

「100年後も続けられるブドウ作り」のためには
今の畑、土作りが大事、という話をされてましたconfident

つづく。

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