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蔵見学「萩野酒造」

今期2つ目の蔵見学は「萩野酒造」さん

昨年もお伺いしました。
その時の模様は、こちら

今回は酒友の芳賀さんにお声がけいただいてお邪魔することができました。

当日はあいにくの雪模様。

P3081165_2

降りしきる雪の中、奥州街道有壁本陣を案内してくださった

蔵元の佐藤曜平さん。

あらためて写真で見ると寒そうだわ~。申し訳ない。(;^ω^)

萩野酒造さんのシンボル・赤い煙突も健在。

初めてこちらに見学に来た方もいらしたので

旧蔵のほうから案内してくださいました。

旧蔵では山廃の酒母を造っています。

震災で、蔵が傾いた様子を説明する曜平さん。

新しい木材は補強の柱。元々の蔵の壁の角度を見ると、

傾き加減が見て取れます。

でも、県内の某蔵元さんからはこれでも

「甘い!」と言われたそうです…(;^ω^)

ま、それは冗談として、本当に大きな震災だったのです。



こちらは新蔵の中です。

温度など細かい調整ができるようになった釜。

とはいえ、1日に500㎏の米を蒸す日もあれば、25㎏の日もあります。

酒米の違いや、造る酒の質の違いを考えて

蒸し方を変えなければならないので

今度はその調整が難しいそうです。

米の状態も年によって違いますしね。(´・ω・`)

発酵中のもろみ。

このタンクはこれから内側のへりについた泡の掃除を

しないといけないんです」。

こびりついた泡は酵母の死骸のようなもの。

雑味や臭いの原因になったりするので小まめな掃除が必要だそう。

昨年もきれいさにびっくりした、上槽の機械。

「(カビや雑菌の繁殖を避けるため)
部屋の温度を極力低く、清潔にと、かなり気をつかうところです
と曜平さん。

特に宮城県はこの上槽部分での意識が高いとか。

もし、上槽時にカビや雑菌により妙な臭いがついてしまうと
活性炭濾過で取るしかありません。

でも、それで、変な臭いが取れる代わりに

米の旨みやいい香りまで取れてスカスカな酒になってしまう場合もあるのです。

そう考えると、コメの旨みとさわやかな香りが特徴という蔵が多い
宮城の酒にとっては、とても重要な部分なのですねえ。(*'ω'*)

麹室です。

ことしから(?)(去年からかな? 

すみませんちゃんと聞いてなかった…)。

新しい麹を使ってみているとか。

右側のブルーの袋がその新しい麹。

お米を糖化する力がこれまでの麹に比べてかなり強力だそうです。

いろいろ進化してるんですね。。。(*'▽')

見学を終えてきき酒をさせていただきました。

美山錦 50%の純米吟醸と、

山田錦 40%の純米大吟醸

山田錦のほうは、出品酒です。

どちらも香りを出す酵母を使ったお酒で華やかな香り。

口当たりが甘くやわらかく、とろっとした感じでした。

きき酒をさせていただきながら酒談義。

これからは努力と根性の酒造りを見直し、

機械化等の効率アップで無駄を排除して、

その分を品質向上のための大事な部分に注力したり、

蔵人の負担も減らしていかないといけません。

酒造りを若い世代にとって魅力的な仕事にしていかないことには、

この先の未来は無いと思います。

ウチもまだまだ根性で乗り切っている部分も多いですけどね(笑)」

話してくれた曜平さん。

ことしに入って飲んだ萩野酒造のお酒が
本当においしかった。
これからがますます楽しみになった蔵見学でした。

P3081191

曜平さん、お忙しいなか、長時間おつきあいくださり

ありがとうございました!

ご一緒いただいた皆さま、ありがとうございました。

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