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一ノ蔵with「未来創造塾 おおさきフィールドワーク」

2月初めのことに遡りますが、

「東北の美しい未来創造塾 おおさきフィールドワーク」という

ワークショップに参加させていただきました。

 

この未来創造塾、震災後立ち上げられた仙台市の事業。

「結結(ゆいゆいプロジェクト)」(被災地と首都圏の女性が

交流することで復興を支援しようというプロジェクト)

で構築されたネットワークと、プロジェクトの成果を生かして、

復興支援とともに東北の美しく豊かな暮らし、社会づくりを実現する

女性・若者リーダーの育成を目的としているのだそうです。

 

公開フォーラムや講座などが行われているようですが、

今回は、大崎市蕪栗沼の近くの「ふゆみずたんぼ」事業について学びつつ

その課題を知り、さらに参加者で課題解決を考えよう、というワークショップ。

 

ふゆみずたんぼは、冬期湛水(とうきたんすい)水田ともいい

冬の間も田んぼに水を張っておいて、

田んぼの水生生物や冬に日本に渡ってくる水鳥たちの力を借り、

無農薬、無化学肥料でコメ作りを行う農法。

大崎市の蕪栗沼とその周辺の水田では、

全国でも最大級のガンカモ類の飛来地であることも利用して

渡り鳥との共生を目指すこのふゆみずたんぼ農法に取り組んでいます。

 

大崎市蕪栗沼周辺がそのふゆみずたんぼに

力を入れていることは知っていたのですが

訪れたのは、私今回初めてでした。

 

こちらが田んぼを案内してくださった

 ふゆみずたんぼ農家の斎藤肇さん。

 

蕪栗沼のふゆみずたんぼは現在約10軒の農家さんで

生産組合を構成しているそう。

7年前からガンの広域調査を行っていて、
ご自身のブログでも情報発信していらっしゃいます。

 

「これまで水深をいろいろ試してみたり、

デコイ(ガンを模した置物)を置いてみたりと

いろいろ工夫を重ねてきました。

成功例を作って全国にふゆみずたんぼが広まる

きっかけになったらと思っています」

と力強く話されていました。

 

P2011093

 

遠くのほうに白鳥がいるの、見えますか? 

 

実はこの田んぼの見学前には、一ノ蔵さんで蔵見学をしていました。

 

前回同様、規模には圧倒されましたが、

丁寧に手作りの日本酒を醸しておられる印象もまた前と変わらず。

 

一ノ蔵さんもまたこのふゆみずたんぼプロジェクトに商品開発を通じて参画し

「ふゆみずたんぼ」のお米を使ったお酒造りを行っていらっしゃいます。

 

 

一ノ蔵の山田室長による酒粕美容講座もありました。

 

「発酵」はここ数年で大崎市が発展のキーワードにしているもののひとつ。

発酵できれいになったり健康になったり、という情報には惹かれますよねー。

(特に女性は)。

 

 

お待ちかねの昼食。

ご飯はもちろんツヤッツヤのふゆみずたんぼササニシキ米。

ほおばるとお米のいい香りが口いっぱいに広がる!

 

 

そのほかのおかずも、ほとんどが大崎産の野菜、肉を使ったもの。

豊かな東北の食を感じるお昼ご飯にしみじみ満足しました。 

 

 

さらに食後のおやつには、

ふゆみずたんぼササニシキの玄米焙煎粉から作ったスイーツ

クッキーはホロホロと口の中で崩れる感じがとてもおいしかったですし

アイスに焙煎粉をかけたものは香ばしさとミルクの甘さがマッチして

こちらもおいしくいただきました。

両方ともお金を払ってもまた食べたい味だったな!

ただ、クッキーはあまりに崩れやすくて、運んだり送ったりがたいへんそう。

 

その後、ワークショップ。

 

 

初めに「蕪栗沼ふゆみずたんぼプロジェクト」についての

これまでの取り組みや現状などの説明があり、

その後、

 

「ふゆみずたんぼや生きものと共生する農業、

ふゆみずたんぼのササニシキの魅力・美味しさについて、

仙台の女性にどのようにアピールすればいいか」

 

をみんなで考えるワークショップ。 

 

グループに分かれて活発にディスカッション。

出たアイディアをまとめて発表しました。

 

 

 

なかなか鋭い意見が飛び出してましたよ。

この中から実際のプロジェクトに生かされるものが出てくるといいですよね。 

 

最後は、私が個人的にいちばん楽しみにしていた

「マガンのねぐら入り」の見学!

 

マガンの日本に飛来する8割は大崎で越冬するそうで

大崎市の人口より多いんだとか(;^ω^)

そして「蕪栗沼・周辺水田」と「化女沼」という

単独で2つのラムサール条約湿地を持っている自治体は、

世界で大崎市だけなのだそうです。 

 

寒い中空を見上げて待っていると…やってきました!

 

 

 

次から次へとものすごい数のガンの群れ。。。圧巻!

望遠鏡を持ってきてくださっていたので覗きつつ

写真を撮ってみました。

 

写真があまりうまくなくてすみません。
でも
感動しました。

これも立派な観光資源。

自然の迫力は素晴らしい。

 

ワークショップに参加した方の中には東京からの方もいて

大崎市のいい意味での田舎な雰囲気にとても惹かれると話されていました。

 

仙台も距離が近いとはいえ、

自然が豊富な環境に惹かれたり感動したりすることは

もう首都圏の人と変わりないのかもしれません。

押し付けたり、受け身だったりするのではなく、

お互いが求めるものを上手にくみ取って、

うまく提供し合えるような交流こそが

これから地域を発展させていくのだろう

そんなことを感じた1日でした。

 

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