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蔵見学「蔵王酒造」その1

3月中旬、白石市の「蔵王酒造」さんの蔵見学へ!

200812月以来なので、5年以上ぶりです。

 

ここ2、3年、「蔵王」への周りの評価が上がってきていて、

私自身も、飲む機会があるたび「前の印象と違う!」

と思うことが増えていたお酒。

若い蔵人さんが、がんばっているという話も伝わってきていて

再訪したかった蔵のひとつだったので、楽しみに訪ねました。

 

白石駅から徒歩約10分で到着。                           

 今回案内をしてくださったのは

蔵人の大滝真也さん27)。

 

今期、蔵王さんは例年より早く造りを終えて

もろみもすでにすべて搾り終えていました。

でも、何より、大滝さんにゆっくりとお話を伺うことが目的でした。 

 

ことしで入社9年目の大滝さん、

入社して数年は、配送などの仕事をしていて

造りにはほとんど携わっていなかったそうです。

 

「酒造りは10名近くの南部杜氏がやっていて

社員は火入れから手伝うくらいでした」

 

ところが、5年ほど前から「社員の中から製造担当を育てたい」

という社長の意向を反映させ、大滝さんも造りに携わるように。

さらに2造り前から杜氏が代わったことを機に

大滝さんもより本格的に造りの作業に関わることとなりました。

なんと今期は大滝さんが杜氏の杉浦さんから製造計画を任されたそう。

 

 「今の杉浦杜氏と話すようになってから、

日本酒のことがすごく好きになったんです!」

 

と、顔を輝かせて話す大滝さん。

こちらまでうれしくなってくる生き生きとした表情です。

 

さて、今期発売され、仲間内でも大きな話題を呼んだ

蔵王さんのお酒がありました。

 

P3191256_5

 

ZAO Inspiration(蔵王 インスピレーション)」。

(写真がいまいちですみません。。。)

 

この日、同行いただいた早坂久美さんもブログで大絶賛。 

私はなかなか飲む機会に恵まれず、 

この日きき酒させていただいたのが初でした。 

なんと、スルスルとなめらかなお酒! 

なんの引っ掛かりも無く、するりん!と入っていきます。 

でも、たださっぱりしている酒とは違う。

 「水の良さ」を感じる、そんな酒なのです。

 

裏ラベルにはこんな記載があります。

P3191258

もう、これを読んだだけで、並々ならぬ決意と意気込みが

伝わってくるようではないですか!(*’’) 

 

これまでの蔵王の私の印象は

〝やや熟成感のある酒〟でした。

それとは真逆に近いこのお酒を、なぜ造ろうと思ったのか。

それが今回の見学でいちばん聞きたかったことでした。

 

その質問をすると、大滝さんはこんな話をしてくださいました。

 

「ことしは造る量を減らし、フレッシュなものを提供することを心掛けました。

 うちの水(蔵王の伏流水)の質は酒が柔らかい仕上がりになりやすいので、

 今まで火入れのタイミングが遅れると熟成感が出ていたんです。

 そこをスピードアップして、きちんとタイミングをはかって

火入れするようにしました」

 

その結果、酒質がかなりアップした、と大滝さん。

 

「〝蔵はこれから変わっていくんだ〟とアピールする商品が

 何かひとつ欲しかった。今まで味のある酒が多かったので、

 きれいなお酒を造りたかったんです」

 

P3191261

 

インスピレーションという言葉には、ひらめきや第六感という意味のほかに

 「何かしようという気持ちを起こさせる力」という意味があるそう。

 大滝さんたち自身、〝インスピレーション〟を得て作ったお酒。

 今度はそれを飲んだ方々が「何かしようとする気持ち」を起こせるように―。

 そんな思いを込めてこの名前を付けたそうです。

 

おっと、つい私まで熱く語ってしまいましたが

 蔵見学はここからです。

 (その2につづきます) 

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