スタンディング形式の店は最近になって仙台にも増えてきたけれど
2004年6月オープンした「OGGI DOMANI(オッジ・ドマーニ)」は
その先駆け的存在と言っていい。
名掛丁と青葉通りの間のジャンジャン横丁の一 角で、
「さくら野」の真裏の細い路地にある。
駅前とはいえ国分町、一番町などの繁華街からは離れており
正直なところ最初は「こんなところに…?」と
思わないでもなかったが、あっという間に、連日連夜にぎわうように。
近ごろでは駅前の人の流れさえ
変化して感じられるほどの人気店となった。
店長の姫野慶太さんによると、
オーナーはこの場所を見た時、ビビビ、と来るものがあった、と
話していたそう。これぞ先見の明なり。
どっしりとした天然大理石のカウンターもまた
おしゃれに飲みたい客を招き入れるのにひと役かっている。
姫野さんは「店の顔になる部分だからこだわりたかった」と話す。カウンターの中でビールを注ぎ氷を削り、
常に周囲360度から視線を受け止めるスタッフにとって、
ここはいわば舞台。こだわりは当然だろう。
酒は、レーベンブロー、ギネスをはじめとするビール、
グラスのワイン、スパークリングワインが中心。
料理はその日に入る食材で作るためほとんど日替わりで
午後5時過ぎには昼と夜のメニューが入れ替わる。
そのコンセプトは、料理長の藤田正美さんの言葉を借りると
「粋な感じ」の料理だという。
新鮮な旬の食材を使っていて一見シンプルだけれど、
食べてみるとひと手間かかっている、という意味らしい。
で、これまたワインやビールがいつのまにか進む
計算されたニクイ味付けなのである。
客層は20代~50、60代までと幅広い。
昼下がりに女性が1人まったりとビールを飲んでいるかと思えば
近所の商店街のご主人らしき男性が
優雅にワインをたしなんでいるのも見かける。
早い時間に飲みにきて、帰りがけに再び立ち寄り
エスプレッソをくいっと流し込んで帰る粋な御仁も増えているそう。
さらに週末などは、夜が更けるにつれて
店の前におかれたCask(樽)席まで
客があふれ出すことも珍しくない。
「オッジ・ドマーニ」とはイタリア語で「きょう、明日」。
「きょう来て、明日もまた来てね」という意味かとたずねると
「それもありつつ、きょうの疲れをここで癒して
明日の活力にしてください、って意味も。
ちょっとオロナミンCぽいですね(笑)」と姫野さん。
そうか。きょうも一杯、行っとく? とつい立ち寄りたくなるのは
心のオロナミンC補給のためだったのか(笑)。(よこっちょ)
カウンターはノーチャージ
(テーブル席は チャージ料300円)
ビール
レーベンブロー生 500円
ギネス 1/2P 600円
グラスワイン 500円~
シェリー酒 500円~
エスプレッソ 250円
参考メニュー
セミドライトマト 350円
金華サバスモークのサラダ 800円
アオリイカと生ハムのスパゲティーニ 1000円
仙台市青葉区中央1-8-33
Tel 022-214-6380
営業時間14:00~翌2:00
(月曜のみ17:00~)
※1. 8月31日号 「河北Weekly仙台横丁漫歩」でも
ある日の「オッジ・ドマーニ」をお届けしています。
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